高齢の方の運転免許更新手続きが変更されていますが、ご存じでしょうか?
通常、免許の更新は誕生日の1月前からできるので、有効期間内に免許センターで更新手続きをすればよいのですが、75歳以上の高齢者の場合、認知機能検査と高齢者講習が義務となり、それらを終了しなければ更新手続きができなくなりました。
その流れは、免許証の更新時に、公安委員会から更新の通知が来たら
○年齢が70歳~74歳の方は
①有効期限の6ヶ月前から有効期限までに高齢者講習を受け
②高齢者講習が修了したら免許更新手続きをする
○75歳以上の方は
①認知機能検査を受け、その結果が
・「認知症のおそれがある」場合は臨時適性検査又は医師の診断を受け認知症でなければ高齢者講習を受講する。認知症の場合は免許の取消又は停止の処分
・「認知機能の低下のおそれ」場合は、高齢者(高度化)講習を受ける
・「認知症のおそれなし」の場合は、高齢者(合理化)講習を受ける
②高齢者講習が修了したら免許更新手続きをする。
という風にかわりました。
70歳以上の方の運転免許の更新を行う際の講習には、いろいろな種類があるので簡単に説明します。
まず、講習には「高齢者講習」と「特定任意高齢者講習」があり、通常は「高齢者講習」となりますが、事前に「チャレンジ講習」を受講して合格した方は「特定任意高齢者講習」を受講することが出来ます。
その違いは、受講場所と講習費用などです。詳しくは、運転免許センター(098-851-1000)にお問い合わせ下さい。
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高齢者講習 |
チャレンジ講習 |
特定任意高齢者講習 |
場所 |
指定自動車教習所で講習を |
運転免許センターで講習を |
運転免許センターで講習を |
手数料 |
70~74歳の方 |
70~74歳の方 |
1,400円 |