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飲酒運転の禁止

飲酒運転とは?
飲酒運転とは単にお酒を飲んで車を運転することではなく、お酒以外でもアルコールを体内に保有した状態で運転すると飲酒運転に問われることになります。
(道路交通法65条1項)
少しでもお酒を飲んで運転したら罰されるの?
飲酒運転として処罰されるのは法律で定められた数値(政令数値)以上のアルコールの場合で、その数値は呼気1㍑あたり0.15mgとなっています。(道路交通法施行令44条の3)
酒気帯び運転と酔っ払い運転の違いは何?
酒気帯び運転は法律で定められた数値以上のアルコールを体内に保有している状態で、酔っ払い運転はアルコールの量に関係なくアルコールの影響で酔った状態で運転した場合を言います。
簡単に言えば、
 「酒気帯び運転」は酔ってはいないが、規定以上のアルコール分を保有して運転した場合
 「酔っ払い運転」はアルコールの量は関係なく酔った状態で運転した場合
ということです。
また、処罰が酔っ払い運転の場合、酒気帯び運転より厳しく処罰されます。
飲酒運転の罰はどうなるの?
飲酒運転をすると罰金や免許の取消などの処罰を受けなければなりません。 また、飲酒運転でも酒気帯び運転と酒酔い運転では処罰が異なります。
  酒気帯び運転 酒酔い運転
罰金等
(刑事処分)
3年以下の懲役又は50万円以下の罰金 5年以下の懲役又は100万円以下の罰金
免許の処分
(行政処分)
・0.5~0.25mg未満
 免許停止90日以上
・0.25mg以上
 取消/欠格期間2年以上
取消/欠格期間3年以上
飲酒運転の車に一緒に乗ってたら罰されるって本当?
本当です。自分が飲酒運転するだけでなく、次のような場合、自分は飲んでなくても飲酒運転した人と同じように罰されますので、絶対にやめましょう。
 
運転者の
違反
車を貸した お酒を勧めた 運転を頼んだ 
酒酔い運転 5年以下の懲役または100万円
以下の罰金・免許取消2年以上
3年以下の懲役または50万円
以下の罰金・免許停止90日
以上
左と同じ
酒気帯び
運転
3年以下の懲役または50万円
以下の罰金・免許停止90日
以上
2年以下の懲役または30万円
以下の罰金・免許取消2年以上
左と同じ
飲酒運転で事故を起こしたらどうなるの?
通常交通事故を起こすと「自動車運転処罰法」という法律で処罰されることになりますが、その中でも通常の事故(過失運転致死傷罪)と酒酔い運転など悪質な事故(危険運転致死傷罪)で処罰が違ってきます。
罪 名 過失運転致死傷罪 危険運転致死傷罪
態 様 車やバイクなどを運転している場合に、
運転者が誤って人を死亡させたり、
人を怪我させた場合
アルコールや薬物の影響により「正常な
運転ができない」状態で運転をして交通
事故を起こした場合など、特に危険な行為
で人を死亡させたり人を受傷させた場合
処 罰 7年以下(無免許の場合は10年以下)の
懲役もしくは禁錮、または100万円以下の罰金
1年以上15年以下の有期懲役
★「危険運転致死傷罪」は、アルコール以外にもいくつかの危険な行為が定められていて、行為によって処罰が異なってきます。
飲酒運転がばれないよう逃げたら罰されると聞いたのですが?
法改正で、飲酒や薬物の影響で正常な運転ができないような状況で、交通事故を起こして人を死傷させたのに、飲酒運転がばれないようその場から離れると、「発覚免脱罪」になります。
このような飲酒等の発覚を免れる行為をすると、12年以下の懲役になることもあります。
飲酒運転で事故を起こしたら保険はどうなるの?
簡単に言えば、飲酒運転をしていない側はなんら制限はありませんが、飲酒運転で事故を起こしたいた人は保険による補償が制限されることになります。
飲酒運転をした人が人身傷害保険、搭乗者傷害保険をセットしていたとしても、運転者本人は保険の免責事由(保険会社が保険金を支払わない場合・理由)に該当しているからです。
つまり、自動車保険の契約者の損害は自己負担となってしまいます。
被害者はどうなるのでしょうか?
被害者保護という観点から、自動車保険の対人賠償保険・対物賠償保険に関しては通常、保険金が支払われる事になります。
なぜ飲酒運転が禁止されているの?
車の運転は「目で見て、状況を判断して、それに応じた動作をする」ことの繰り返しですが、その中のどれかにミスがあった場合事故につながります。
お酒を飲むとアルコールが血液に入り、麻酔のように脳を麻痺させていきます。
そのため、視覚などの感覚機能や判断能力、手足を動かす運動能力に影響を及ぼし、事故につながりやすくなることから、飲酒運転が禁止されています。
酔いの段階とは

酔いの程度によって表し方は色々あると思いますが、一般的には次表の6段階で表現できると思います。
血中濃度とは、血液中のアルコール量のことです。 

 

爽快期

ほろ
酔い期

酩酊初期

酩酊期

泥酔期

昏睡期

血中
濃度(%)

0.02~0.04

0.05~0.10

0.11~0.15

0.16~0.30

0.31~0.40

0.41~0.50

酔いの
状態

明るくなる

話が多くなる

ろれつが回らなくなる

千鳥足(運動障害)状態

やったことの記憶がない

呼吸が停止し死にいたる

お酒を飲んでも少しだから何も影響がないと考えがちですが、アルコールは確実に脳に影響を及ぼしていて、影響がないと考えること自体が既にアルコールの影響を受けていると言うことです。

なぜ飲める人と飲めない人がいるの?
実は私達日本人の40%程度はアルコールを分解する酵素(ALDH2)を持たない方がいるそうで、その中の10%が「全く飲めないタイプ」で残り30%が飲んだら悪酔いするタイプ「ホントは飲めない族」の体質なのです。
残りの60%は「危ない族」、つまり飲んでも頭痛や吐き気などをあまり経験しません。 そのかわり、アルコール依存症や内臓疾患にかかる可能性が高いから「危ない族」なのです。

 ワンポイント 
  貴方は飲める派、飲めない派?お酒に強いか弱いかが簡単にわかるパッチテストです。 
エタノールパッチテスト 
 ①パッチテープ(薬剤のついていないガーゼ付きのバンソウコウ)に、市販の消毒用アルコール(70%)を2~3滴しみ込ませます。 
 ②1のテープを上腕の内側に貼ります。 
 ③7分後にテープをはがし、はがした直後(5秒以内)に、ガーゼがあたっていた部分の肌の色を確認します。 
 ④さらに10分後にもう一度肌の色を確認します。 

 判定は… 
 ○肌が、はがした直後に赤くなっている。 
  →ALDH2不活性型(お酒が飲めない体質) 
 ○はがした直後は赤くなっていなかったが、10分後に肌が赤くなっている。 
  →ALDH2低活性型(お酒に弱い体質) 
 ○肌の色に変化がない。 
  →ALDH2活性型(お酒に強い体質) 
お酒はどれくらいで醒めるの?

あなたは、お酒を飲んでも「しっかり寝たから大丈夫」と思っていませんか? 
実は、アルコールを分解するには相当時間がかかります。アルコールの分解速度には個人差がありますが、一般的には1時間に4gを分解できるとされています。

お酒の種類でアルコールの濃度が違うので、分かりやすいようにアルコール摂取量の基準として、およそ純アルコールに換算にして20gを1単位といい、1単位を分解するためには5時間程度かかることになります。
 一般的なお酒の種類の1単位は
 お酒の量(ml)×アルコール度数(%)×0.8
で計算でき、実際に計算してみると図のようになります。

 

ちなみに、泡盛(30度)の1単位を計算してみると
 量(ml)=(1単位(20g)÷0.8) ÷(アルコール度数(30)÷100)=83.3ml
となります。
アルコールは簡単には分解されないので、注意が必要です。
また、アルコールの分解は体重(肝機能)に左右されるので、体格の違いや性別で異なり、更に、体調や肝機能に左右され、高齢者の方はアルコールの処理能力の低下や、若い人にくらべ血中アルコール濃度が低くても酔ってしまうことが知られています。

 

ワンポイント
・寝たから分解された・・・間違いです
 寝たらお酒が抜けるわけではない、むしろ分解が遅れます
・運動して汗をかいたから大丈夫・・・間違いです
 汗は水分です。アルコールの分解は運動とは関係ありません。
※アルコールの分解には水が必要なので、水分補給を心掛けましょう。

★インターネットやスマホのアプリなどで「アルコール 分解 計算」などと検索すると、いろいろ調べられますよ、参考にしてみては。 

 

アルコールに関する計算方法を紹介します。
 ① 身体が1時間に消化できるアルコール量を計算する
  体重(kg) × 0.1 = 1時間に分解できるアルコール量(g)

 ② 飲んだ純アルコールの量を計算する
  (アルコール度数÷100)x量(ml)×0.8(アルコール比重)=純アルコール量(g)
  *アルコール比重は、エタノールの0.792gを0.8gとして設定しています。

 ③ 飲酒量からアルコールが抜ける時間を計算する
   ②の純アルコール量÷①の1時間に消化できる量=必要な消化時間