原付免許試験を受けられる皆さんへ

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原付免許を取得したい方に、試験の受け方から合格後の手続きまでを説明します。

原付免許を取得するには

原付免許は、学科試験と適性試験に合格し、原付講習(予約制)を受講することで原付免許を取得できます。
 

1. 免許取得までの流れ

1日目 必要書類を準備し、申込み
 ↓
学科試験(午後1時00分)を受け合格
 ↓
適性試験に合格
 ↓
実技講習の説明と予約(終了後帰宅)
2日目 実技講習受付(午前8時15分~午前8時30分)
 ↓
実技講習受講(午前8時30分~)
 ↓
講習修了後免許交付申請(顔写真を撮ります)
 ↓
昼休み(12:00~13:00)
 ↓
交付時講習を受講(午後1時00分~)
  ※2025年9月1日から時間変更(午後1時20分~)

 ↓
講習終了後免許証交付(帰宅)

※講習時間の関係上、1日での免許の取得はできませんので注意して下さい。

必要書類
  1. 「新規」運転免許申請書(センター1階①番窓口で配布)
  2. 質問票(センター入口近くに置いてあるので記載する)
  3. 受験申告書(センター1階①番窓口で配布、必要事項を記載する)
  4. 本籍地記載のある住民票抄本(マイナンバーの記載のない、発行から1年以内のもの)
  5. 身分証明書(健康保険証、学生証、住民基本台帳カード、資格証明書等)
  6. 申請用写真(縦3cm×横2.4cm)1枚 半年以内のもの(センター1階の交通安全協会連合会「600円」で撮影可能)
  7. 筆記用具(黒のボールペン、鉛筆、消しゴムなど)
  8. 試験手数料(沖縄県収入証紙で1500円 センター1階⑥番窓口で購入)

※過去に免許の拒否、取消処分を受けた方は、「取消処分者講習修了証明書」(過去1年以内のもの)

2. 学科試験

沖縄県運転免許センターで原付免許試験を受けるためには、次の要件が必要です。

満16歳以上で、沖縄県内に住所がある方

ただし、運転免許の取消を受け欠格期間中の方は受験出来ません。
ご不明な方は運転免許センター行政処分係(℡098-851-1000)にご確認下さい。

学科試験は

月曜~金曜日(年末年始、祝祭日を除く)の午後1時から運転免許センター2階試験教室で実施します。

※午後1時00分から試験説明を行います。受験者は午前11時00分までに受付を済ませ、運転免許申請書等を準備して2階学科試験教室に集合してください。時間に遅れたり、必要書類が足りない場合は、試験を受けられません。

※運転免許センター以外に、運転免許課北部分校、久米島、宮古島、石垣でも月に1~2回試験を実施しています。
 詳しくは運転免許センター(TEL:098-851-1000)にお問い合わせ下さい。

お問い合わせ先

免許試験関係
運転免許センター TEL:098-851-1000

実技講習関係
沖縄県交通安全協会連合会 TEL:098-851-7903

To everyone who takes the moped license test<English> PDF

सबैलाई जसले मोपाइड लाइसेन्स परीक्षण लिन्छ <नेपाली भाषा> PDF

学科試験合格後の実技講習について

学科試験を合格すると、免許証交付前に実技講習を受けなければいけません。
  
法令:道路交通法第108条の2 第1項第6号
講習は、原動機付自転車の操作方法や走行方法を身に付け、交通事故を防止するために行う、運転実習を主体とした講習です。

※実技講習を受ける前に、学科試験合格の際に配布した「原付講習受講指定書」の注意事項及び小冊子を事前に読んでいて下さい。

 
 
原付講習の場所 沖縄県豊見城市字豊崎3番地22
沖縄県警察運転免許センター     
 受付場所 3階 多目的教室(受付時間 08:00~08:30)
    講習開始時間 08:30
※原付講習予約変更等
     原付講習の予約申込み、または講習日の予約変更などはご連絡下さい。
  
(沖縄県交通安全協会連合会 098-851-7903
(時間:08:30~12:00、13:00~17:00 ※土日祝日を除く)
※原付講習の実施日及び講習予約可能日は、沖縄県交通安全協会連合会公式インスタグラムで確認ができます。

【注意事項】
① 「原付講習受講指定書」は、講習受付時に提出して頂きますので、講習日には忘れずにお持ち下さい。
② 講習受講料5,250円の沖縄県収入証紙事前に購入して受付場所に集合して下さい。
   ※沖縄県収入証紙は金融機関の他、講習日当日に運転免許センター1階⑥⑦番カウンターでも購入できます。

③ 服装は安全のため、必ず長袖、長ズボン、靴を着用して下さい。
   ※ヘルメット、手袋、雨具等は準備しております。
④ 講習開始時間(08:30 時間厳守)に遅れたり、半袖、半ズボン、サンダル等で服装が守られていない場合は、受講できないことがあります。
⑤ 気温が25°C以上になるような日は、熱中症予防のため必ず飲み物(水、スポーツドリンク等)を持参して下さい。
  (飲み物は運転免許センター内の売店でも購入できます。)
  雨天時も講習は実施しますが、台風等、悪天候の場合は講習を中止しますので、予めご了承下さい。
  (※講習当日の天候の確認をお願いします。)
⑥ 講習修了者は、運転免許証交付手数料として沖縄県収入証紙を購入して下さい。(⑥⑦番カウンター
  なお、免許証の交付形態により手数料が異なります。
   〇 運転免許証のみ        2,350円
   〇 マイナ免許証のみ       1,550円(交付条件:マイナンバーカード所持者)
   〇 マイナ免許証と免許証の両方  2,450円(交付条件:マイナンバーカード所持者)

  どの免許形態にするかは、ご自身でお決めください。

原付バイクを運転するときの注意点

原付バイク(原動機付き自転車)は、他の自動車とは構造や法律上異なる部分があります。原付バイクの特徴を理解して事故を起こさない、事故に遭わないよう安全運転をお願いします。

構造上の特徴

(1)身を守るものがない

車のように車体やシートベルトがないため、交通事故に遭うと大きな怪我をしやすくなります。
頭部を守るヘルメット必ず被り、その他に身を守る服装、装備を身に付けましょう。

(2)バランスが取りにくい

多くの原付バイクはタイヤが2本のため、低速ではバランスが取りにくい構造です。正しい姿勢(足を閉めて視線は進行方向の全体を見る)で、身体全体でバランスを取りましょう。

(3)ハンドルやアクセル、ブレーキを手で操作する

多くの原付バイクは、アクセルやブレーキ、方向指示器など、運転操作の全てを両手だけで行うため慣れが必要です。

(4)自動車に比べて小さい

原付バイクは車体が小さいため、他の車からは見落とされたり、遠くに見られる傾向にあります。
特に直進するバイクと対向右折車との事故が多く発生しています。昼間でもライトを点灯させ、明るい服装で自分の存在をアピールし、直進でも身を守る運転をしましょう。

法律上の特徴

(1)原付免許で運転できるバイクは、排気量50㏄未満に限られます。

2025年4月1日から施行された原付バイクの法改正により、総排気量50cc超125cc以下で最高出力4.0kW以下に制御された車両に限り、原付一種と同様に原付免許、または普通自動車免許での運転が可能になりました。
ただし、法律上は原付一種と同じ扱いのため、最高速度は30km/hに制限、一人乗車(二人乗り禁止)、定められた交差点での二段階右折など、これまでと同様の制限があります。
それ以外の自動二輪車を原付免許では、運転はできません。
従来の排気量125㏄バイク(最高出力の制限がない)が原付免許で乗れるようになったわけではないので注意してください。
原付バイクは、ナンバープレートは白地で市町村の登録となります。

(2)原付バイクの最高速度制限は、時速30km/h以下と定められています。

法定速度、または道路標識で最高速度が指定されている道路であっても、原付バイクは 時速30km/h以下と定められています。

(3)走ってはいけない道路があります。

自動車専用道路の標識

原付バイクは、高速道路、自動車専用道路の走行は禁止されています。
※走行が禁止されている道路には、自動車専用道路の標識が設置されています。

沖縄県内では、
沖縄自動車道
自動車専用道路 = 那覇空港道、うみそらトンネル、浦添北道路・・・
などがありますので、注意して下さい。

(4)原付バイクの右折には2つの方法があります。

二段階右折の交差点
自転車のように、交差点を直進して一旦左側に停車して方向を変え、直進する右折方法。
・3車線(左折・右折専用車線を含む)以上で信号機のある交差点
・二段階右折の標識のある交差点
では二段階右折しなければいけません。

小回り右折の交差点
自動車のように車線の右側によって右折する方法
・ 二段階右折の対象外(2車線以下)の交差点
・ 二段階右折禁止の標識のある交差点では、車のように小回り(中央線よりの)右折をします。

(5)二人乗りはできません。

原付バイクは一人乗りとなっています。二人乗りは交通違反となります。

原付は車線の左端を走りましょう。
原付は時速30km/h以下のため、他の車両の妨害にならないよう、後方の自動車が追い越せるように、道路左端を走りましょう。

原付バイクは、他の車に比べて小さく、運転者の体の全部が露出しているため、万一交通事故に遭うと大きな怪我を負うことになります。事故を起こさない、事故に遭わないよう安全運転をしましょう。

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